メンテナンス-冷却系
出典: CappuccinoWiki
版間での差分
(→サーモスタット) |
(→サーモスタット) |
||
26 行 | 26 行 | ||
== サーモスタット == | == サーモスタット == | ||
- | + | 一般的にエンジンは水温80~90度が適正であると言われている。<BR/> | |
+ | カプチーノのサーモスタットは、水温82度で開き始め、95度で全開となる。<br/> | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
* [[故障-冷却系]] | * [[故障-冷却系]] | ||
* [[改造-冷却系]] | * [[改造-冷却系]] |
2012年3月5日 (月) 04:40の版
冷却系では、ホース類に細い部分があるため、漏れ止め剤の使用は厳禁である。
サーモワックスへのラインやタービン周りのホースが詰り、トラブルの元となる。
目次 |
ラジエーター液
ラジエーター液は一般的にLLC(ロングライフクーラント)が使用されている。LLCを混入するとラジエーター液が0℃でも凍結しなくなり、水が腐敗しなくなるので錆を防止し、沸点が上昇するのでオーバーヒートも起こしにくくなる。
凍結を防止する温度はLLCの濃度によって異なり、通常、新車時は30%としているメーカーが多く、交換時も特に指定しないと30%にされることが多い。
温暖な地域では30%でも問題はないが、寒冷地に行く場合には50%にしたほうが無難。また、メーカーでも寒冷地仕様車では新車時から50%にすることが多い。
なお、LLCは長く使っていると防腐、防錆能力が低下していく。寿命は一般的なLLCの場合、新車時なら3年、それ以降は2年ぐらいとされている。
この時期を超えると水垢が発生しやすくなり、そのまま使い続けると冷却装置の各部に汚れが付着し、冷却能力が低下したり、ウォーターポンプなどにトラブルが発生することもある。
このことから、車検時にはLLCを交換することが必須である。
車上整備
注意:冷却系の整備はエンジンが冷えている時の行い、冷却水が高温になっている時は、ラジエーターキャップやリザーバータンクのキャップを外さないこと。
水量点検
- ウォーターリザーバータンク内の冷却水がFULLとLOWの間にあるか点検する。
- 水面がLOWよりも低い場合は、リザーバータンクのキャップを外し、冷却水をFULLの位置まで補給する。
サーモスタット
一般的にエンジンは水温80~90度が適正であると言われている。
カプチーノのサーモスタットは、水温82度で開き始め、95度で全開となる。