バイブレーション

出典: CappuccinoWiki

版間での差分
(新しいページ: ' == 屋根 == == リヤウィンドー == == トランクルーム == == エンジン == == 関連項目 ==')
最新版 (2012年5月8日 (火) 11:03) (編集) (取り消し)
 
(間の 6 版分が非表示です)
1 行 1 行
 +
それまで発生していなかった「振動(バイブレーション)」が発生するようになる。あるいは、購入時から不自然な「振動(バイブレーション)」が発生している場合、経年劣化や摩耗、取付け不良等により発生していると考えるべきである。<br/>
 +
特に、カプチーノのようなオープンカーは経年によるボディの歪みも考えられる。<br/>
 +
 +
また、バイブレーションによって発生する異音は、原因箇所とは違う場所から聞こえてくることが多く、原因箇所を特定することは困難なケースがある。特に走行中に発生するケースでは、異音の発生場所に近づくことができないことから特定が難しい。<BR/>
== 屋根 ==
== 屋根 ==
10 行 14 行
== トランクルーム ==
== トランクルーム ==
 +
=== クラッチ ===
 +
オークションで販売されているEXEDYの純正相当品のクラッチディスクに交換すると、特定の回転域(3,000rpm付近)でバイブレーションが発生することがある。<BR/>
 +
原因は定かではないが、純正のクラッチ(アイシン精機製)のダンパースプリングは4個でツインスプリングであるのに対し、EXEDY製のものは3個のシングルスプリングであることが要因であるとの指摘がある。<BR/>
-
== エンジン ==
+
[[画像:Cruch_001.jpg‎|300px]]
 +
* 左がEXEDY製の汎用クラッチディスク。右が純正(アイシン製)のクラッチディスク。
 +
* ダンパースプリングの数が違う
 +
同じ型式のエンジンであることから、サイズが共通であり装着可能なNA車や横置きエンジンのクラッチ・ディスクが流用されている可能性がある。<BR/>
 +
同じエンジンレイアウトのジムニーでも同様の症状が報告されている。<BR/>
 +
なお、同じEXEDYのクラッチディスクであっても、強化クラッチのダンパースプリングは4個であり、バイブレーションの報告はない。<BR/>
 +
 +
発生原因はクラッチであるが、実際にバイブレーションとして聞こえてくるのは、トランクルーム周辺や、リヤのサスペンション周辺となることが多い。<BR/>
 +
ドライブ・シャフトを通じてデフが振動するため、トランクルーム周辺から聞こえてくる。<BR/>
 +
 +
 +
== エンジン周辺 ==
 +
 +
 +
 +
== 室内 ==
 +
 +
室内のダッシュボードの中から聞こえるもののほとんどは、バルクヘッドを通して聞こえてくる。エンジンルーム内のバルクヘッドに取付けられたセンサーや配線等の取付けが緩むことで、音が発生する。
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
 +
 +
* [[異音]]
 +
* [[故障-クラッチ]]

最新版

それまで発生していなかった「振動(バイブレーション)」が発生するようになる。あるいは、購入時から不自然な「振動(バイブレーション)」が発生している場合、経年劣化や摩耗、取付け不良等により発生していると考えるべきである。
特に、カプチーノのようなオープンカーは経年によるボディの歪みも考えられる。

また、バイブレーションによって発生する異音は、原因箇所とは違う場所から聞こえてくることが多く、原因箇所を特定することは困難なケースがある。特に走行中に発生するケースでは、異音の発生場所に近づくことができないことから特定が難しい。

目次

屋根

リヤウィンドー

トランクルーム

クラッチ

オークションで販売されているEXEDYの純正相当品のクラッチディスクに交換すると、特定の回転域(3,000rpm付近)でバイブレーションが発生することがある。
原因は定かではないが、純正のクラッチ(アイシン精機製)のダンパースプリングは4個でツインスプリングであるのに対し、EXEDY製のものは3個のシングルスプリングであることが要因であるとの指摘がある。

  • 左がEXEDY製の汎用クラッチディスク。右が純正(アイシン製)のクラッチディスク。
  • ダンパースプリングの数が違う


同じ型式のエンジンであることから、サイズが共通であり装着可能なNA車や横置きエンジンのクラッチ・ディスクが流用されている可能性がある。
同じエンジンレイアウトのジムニーでも同様の症状が報告されている。
なお、同じEXEDYのクラッチディスクであっても、強化クラッチのダンパースプリングは4個であり、バイブレーションの報告はない。

発生原因はクラッチであるが、実際にバイブレーションとして聞こえてくるのは、トランクルーム周辺や、リヤのサスペンション周辺となることが多い。
ドライブ・シャフトを通じてデフが振動するため、トランクルーム周辺から聞こえてくる。


エンジン周辺

室内

室内のダッシュボードの中から聞こえるもののほとんどは、バルクヘッドを通して聞こえてくる。エンジンルーム内のバルクヘッドに取付けられたセンサーや配線等の取付けが緩むことで、音が発生する。

関連項目