ポール・フレール

出典: CappuccinoWiki

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「こいつは僕の孫娘の18歳の誕生日にプレゼントしなくちゃね!!」
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2009年2月17日 (火) 07:18の版

世界一有名なモーター・ジャーナリスト


1992年4月6日、当時75歳のポール・フレールが自動車雑誌「CG(カーグラフィックス)」の30周年のイベントのために来日し、菅生サーキットで用意された11台の世界中の車を試乗した。

当日試乗した主な車は以下のとおり

  • スカイラインGT-R
  • カプチーノEA11R
  • ユーノス・ロードスター
  • NSX
  • RX-7 FD3S
  • MERCEDES-BENZ 500SL
  • FERRARI 348tb
  • FERRARI 512TR
  • PORSCHE 911 CARRERA RS

その中にカプチーノが含まれており、かなりお気に入りの様子だった。

以下、カーグラフィックTV1992/6№369でのポール・フレールのインタビュー。

「こりゃあ、いいね。すごく楽しいよ、本当に64PSなのかい?信じられないくらい良く走る。」

「パワースライドまでできるんだから。こんな小さな車で!オーバーステアしてくれるなんてね。」

「ビートよりもうんと楽しいよ。ビートはアンダーステアが強すぎてあまり面白くないからね。」

--コントロール系はどうですか?

「全く問題ないね。この車はいい意味で楽しいオモチャだね。素晴しいよ。」

「こいつは僕の孫娘の18歳の誕生日にプレゼントしなくちゃね!!」

--スタイルは?

「僕は好きだよ。何となく、フロッグアイのスプライトを思い出させるね。」

当日のベストタイムは2分3秒47だった。

同じ日本のオープンカーであるユーノス・ロードスターをその後試乗し、カプチーノとの比較で、

「やっぱりカプチーノよりもいい車だね。」

「恐らくは、タイヤの選定がうまくいってるんだと思うよ」

「カプチーノは、スリップアングルがつきすぎるんだけど、こいつはちょうどいいくらいだね。」

「ラップタイムはカプチーノと変わらなかったんじゃないかな。」

1分58秒98と聞いて、

「ふーん。4.5秒も速いのか。まあストレートでの差だね。」

--もし自分が乗るとしたら?

「ユーノス・ロードスターだね。」

--カプチーノじゃないんですか?

「いやあ、あれは僕の孫娘用さ。」



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