メンテナンス-冷却系

出典: CappuccinoWiki

版間での差分
(新しいページ: '冷却系では、ホース類に細い部分があるため、漏れ止め剤の使用は厳禁である。 サーモワックスへのラインやタービン周りのホー...')
最新版 (2012年3月12日 (月) 09:37) (編集) (取り消し)
(ウォーターポンプ)
 
(間の 12 版分が非表示です)
2 行 2 行
サーモワックスへのラインやタービン周りのホースが詰り、トラブルの元となる。
サーモワックスへのラインやタービン周りのホースが詰り、トラブルの元となる。
 +
 +
 +
 +
== ラジエーター液 ==
 +
 +
ラジエーター液は一般的にLLC(ロングライフクーラント)が使用されている。LLCを混入するとラジエーター液が0℃でも凍結しなくなり、水が腐敗しなくなるので錆を防止し、沸点が上昇するのでオーバーヒートも起こしにくくなる。<br/>
 +
凍結を防止する温度はLLCの濃度によって異なり、通常、新車時は30%としているメーカーが多く、交換時も特に指定しないと30%にされることが多い。<br/>
 +
温暖な地域では30%でも問題はないが、寒冷地に行く場合には50%にしたほうが無難。また、メーカーでも寒冷地仕様車では新車時から50%にすることが多い。<br/>
 +
 +
=== 車上整備 ===
 +
 +
注意:冷却系の整備はエンジンが冷えている時の行い、冷却水が高温になっている時は、ラジエーターキャップやリザーバータンクのキャップを外さないこと。
 +
 +
'''水量点検'''
 +
# ウォーターリザーバータンク内の冷却水がFULLとLOWの間にあるか点検する。
 +
# 水面がLOWよりも低い場合は、リザーバータンクのキャップを外し、冷却水をFULLの位置まで補給する。
 +
 +
'''交換時期'''
 +
 +
LLCは長く使っていると防腐、防錆能力が低下していく。寿命は一般的なLLCの場合、新車時なら3年、それ以降は2年ぐらいとされている。<br/>
 +
この時期を超えると水垢が発生しやすくなり、そのまま使い続けると冷却装置の各部に汚れが付着し、冷却能力が低下したり、ウォーターポンプなどにトラブルが発生することもある。<br/>
 +
このことから、車検時にはLLCを交換することが必須である。<br/>
 +
 +
 +
== サーモスタット ==
 +
 +
一般的にエンジンは水温80~90度が適正であると言われている。<BR/>
 +
カプチーノのサーモスタットは、水温82度で開き始め、95度で全開となる。<br/>
 +
 +
車上整備の対象ではなく、メンテナンスを行うためにはラジエーター液を抜く必要もあり、不具合の可能性がある場合は交換する。<br/>
 +
 +
'''交換時期'''
 +
 +
一般的に、サーモスタットの交換時期は10年100,000kmと言われている。その頃になると、ラジエータホース、ウォーターポンプも劣化してきているので、一緒に交換する。<br/>
 +
 +
 +
== ラジエータホース ==
 +
 +
高温の冷却水が通るラジエータホースは、ゴムで出来ていることから経年劣化により硬くなる。<BR/>
 +
ゴムホースが硬くなると、接合部分の弾力性が無くなり、そこからラジエータ液が漏れるようになる。<BR/>
 +
 +
=== 車上整備 ===
 +
 +
アッパーホースはエンジンからの冷却水がラジエータに帰ってくる部分であり、一番に硬くなりやすい。このホースを摘んでみて、硬くなっているようなら交換する。<BR/>
 +
 +
'''交換時期'''
 +
 +
一般的に、サーモスタットの交換時期は10年100,000kmと言われている。その頃になると、サーモスタット、ウォーターポンプも劣化してきているので、一緒に交換する。<BR/>
 +
 +
 +
== ウォーターポンプ ==
 +
 +
ウォーターポンプは経年使用により、徐々にシールが劣化し、冷却水が漏れ出す。<BR/>
 +
エンジンに直結している部分であり、漏れていてもエンジンの熱により蒸発し、その発見が遅れることとなる。<BR/>
 +
ウォーターポンプは非分解式なので、修理は不可。不具合がある場合は新品交換となる。<BR/>
 +
 +
'''交換時期'''
 +
 +
整備マニュアルに交換時期の明記はないが、タイミングベルトで駆動することから、タイミングベルトを交換する時に一緒に交換するのが良い。つまり、100,000km毎に交換する。<BR/>
 +
同時に交換すると工賃が安く上がる。<BR/>
 +
 +
== 関連項目 ==
 +
* [[故障-冷却系]]
 +
* [[改造-冷却系]]

最新版

冷却系では、ホース類に細い部分があるため、漏れ止め剤の使用は厳禁である。

サーモワックスへのラインやタービン周りのホースが詰り、トラブルの元となる。


目次

ラジエーター液

ラジエーター液は一般的にLLC(ロングライフクーラント)が使用されている。LLCを混入するとラジエーター液が0℃でも凍結しなくなり、水が腐敗しなくなるので錆を防止し、沸点が上昇するのでオーバーヒートも起こしにくくなる。
凍結を防止する温度はLLCの濃度によって異なり、通常、新車時は30%としているメーカーが多く、交換時も特に指定しないと30%にされることが多い。
温暖な地域では30%でも問題はないが、寒冷地に行く場合には50%にしたほうが無難。また、メーカーでも寒冷地仕様車では新車時から50%にすることが多い。

車上整備

注意:冷却系の整備はエンジンが冷えている時の行い、冷却水が高温になっている時は、ラジエーターキャップやリザーバータンクのキャップを外さないこと。

水量点検

  1. ウォーターリザーバータンク内の冷却水がFULLとLOWの間にあるか点検する。
  2. 水面がLOWよりも低い場合は、リザーバータンクのキャップを外し、冷却水をFULLの位置まで補給する。

交換時期

LLCは長く使っていると防腐、防錆能力が低下していく。寿命は一般的なLLCの場合、新車時なら3年、それ以降は2年ぐらいとされている。
この時期を超えると水垢が発生しやすくなり、そのまま使い続けると冷却装置の各部に汚れが付着し、冷却能力が低下したり、ウォーターポンプなどにトラブルが発生することもある。
このことから、車検時にはLLCを交換することが必須である。


サーモスタット

一般的にエンジンは水温80~90度が適正であると言われている。
カプチーノのサーモスタットは、水温82度で開き始め、95度で全開となる。

車上整備の対象ではなく、メンテナンスを行うためにはラジエーター液を抜く必要もあり、不具合の可能性がある場合は交換する。

交換時期

一般的に、サーモスタットの交換時期は10年100,000kmと言われている。その頃になると、ラジエータホース、ウォーターポンプも劣化してきているので、一緒に交換する。


ラジエータホース

高温の冷却水が通るラジエータホースは、ゴムで出来ていることから経年劣化により硬くなる。
ゴムホースが硬くなると、接合部分の弾力性が無くなり、そこからラジエータ液が漏れるようになる。

車上整備

アッパーホースはエンジンからの冷却水がラジエータに帰ってくる部分であり、一番に硬くなりやすい。このホースを摘んでみて、硬くなっているようなら交換する。

交換時期

一般的に、サーモスタットの交換時期は10年100,000kmと言われている。その頃になると、サーモスタット、ウォーターポンプも劣化してきているので、一緒に交換する。


ウォーターポンプ

ウォーターポンプは経年使用により、徐々にシールが劣化し、冷却水が漏れ出す。
エンジンに直結している部分であり、漏れていてもエンジンの熱により蒸発し、その発見が遅れることとなる。
ウォーターポンプは非分解式なので、修理は不可。不具合がある場合は新品交換となる。

交換時期

整備マニュアルに交換時期の明記はないが、タイミングベルトで駆動することから、タイミングベルトを交換する時に一緒に交換するのが良い。つまり、100,000km毎に交換する。
同時に交換すると工賃が安く上がる。

関連項目