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四輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションを軽四輪で初めて採用した。<br /> 車体への取付剛性を高めるため、前後とも60φの鋼管のサブフレームを採用。ボディ側にリジットマウントしている。<br /> ---- '''フロントサスペンション''' フロントサスペンションはダブルウィッシュボーンタイプの独立懸架とした。<br /> サスペンションアームは車体と別体になっているサブフレームにマウントされており、高い剛性を確保している。<br /> * アッパーアーム:Aアーム * ロアアーム:L型アーム [[画像:Frontsuspension.jpg|200px]] アッパアームがロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はアッパ側の方がロワ側より小さい円を描くため、ステアリングナックルのアッパアーム側の方が、ロワアーム側より車体内側に入ることになる。<br /> よってキャンバ角はネガティブに変化し、車両のロール時にタイヤの地面に対する角度の変化が少なく、コーナリング時にも安定した操縦性を保つことが出来る。<br /> [[画像:Frontarm.jpg|200px]] ---- '''リヤサスペンション''' リヤサスペンションにはキャンバ、トーインの調整が可能なマルチリンク式のダブルウィッシュボーンを採用し、独立懸架とした。アッパはLアームを、ロワにはフロント側にコントロールアーム、リヤ側にロワアームを設けた。<br /> また、前後方向の剛性をもたせるため、トレーリングアームを使用している。<br /> アーム類はトレーリングアームを除きサブフレームにマウントし、精度と剛性を確保している。<br /> * アッパーアーム:L型アーム * ロアアーム:パラレルリンク+リーディングアーム [[画像:Rearsuspension.jpg|200px]] アッパアームがロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はアッパ側の方がロワ側より小さい円を描くため、ナックルのアッパアーム側の方が、ロワアーム側より車体内側に入ることになる。<br /> よってキャンバ角はネガティブに変化し、車両のロール時にタイヤの地面に対する角度の変化が少なく、コーナリング時にも安定した操縦性と無駄の無いパワーコントロールを保つことが出来る。<br /> また、コントロールアームもアッパアームと同様にロワアームより短いため、ストローク時のアームの回転軌跡はコントロールアームのほうがロワアームより小さい円を描くため、ナックルのコントロールアーム側がロワアーム側より車体内側に入ることになる。よって車体ロール時のトーインはより強いものとなる。<br /> これにより、コーナリング中にリヤにかかる遠心力に対して、トーインの効果による内向力が働くこととなる。<br /> [[画像:Reararm.jpg|200px]]
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