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改造-オイルキャッチタンク
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エンジンから発生する様々なガスの中で、走行距離に比例してエンジンの性能を低下させてしまうのがブローバイガスです。<br/> このガスは、シリンダヘッドからブリーザーパイプを通して吸気インテークに戻されて、再燃焼させることで大気に放出させないようにしています。<br/> しかし、インテーク内に戻されるブローバイガスや微粒子などの化合物は、100%が燃焼されるわけではありません。<br/> ブローバイガスの一部は液化(スラッジやカーボンを含むオイル)へと変異し、インテークパイプやインタークーラー、インテークマニホールドに付着して汚れの層を作り出してしまいます。<br/> その結果、吸入効果や燃焼効率の低下の原因となるとともに、白煙の増加にもつながります。 この現象の対策として、インテーク内に戻す前にガスを溜める場所を設け、液化した不純物をできる限り取り除いてしまおうというのが、オイルキャッチタンクです。 EA11R([[F6A]]) [[画像:Oilcatchtank.jpg|200px]] 元々EA11Rの[[F6A]]エンジンには、シリンダヘッドカバー上にブリーザーケースが付いており、ブローバイの中のオイルを分離するように出来ている。<br/> EA11Rの[[F6A]]エンジンに採用されるブローバイ還元は、1系統のシールドタイプであり、オイルキャッチタンクはこのブリーザーケースに繋ぐようにする。 ---- [[改造-エンジン]]
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