故障-クラッチ
出典: CappuccinoWiki
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2011年9月28日 (水) 00:28の版
クラッチはエンジンの動力をギア・トランスミッションに伝達するための部品であり、故障により走行不能となる場合がある。
目次 |
クラッチの滑り
原因
クラッチは自動車の走行により常に摩耗が進んでいる状態にあり、通常の走行でも摩耗する。
ジムカーナなどでは、半クラッチを多用することで摩耗は急激に進み、10,000km以下の走行距離であっても交換が必要となる場合もある。
- 使用による摩耗
- クラッチペダルの遊びが不適切
- クラッチディスク表面の油汚れ
- クラッチディスク、プレッシャプレート、フライホイールの表面の反り
- ダイヤフラムスプリングのヘタリ
- クラッチケーブルの錆
予防
通常走行でのクラッチの摩耗を止める方法は無いが、クラッチワークの上手下手で大きく差が出ることがある。
- 半クラッチを多用しない。
- 走行中にクラッチペタルの上に足を置いたままにしない。
- 急加速・急減速をしない。
等により、100,000km程度の走行距離まで交換が必要とならない人もいる。
対策
クラッチが摩耗し、滑り出したらできるだけ早く交換することが重要となる。
クラッチが重い
クラッチワイヤー切断
カプチーノのクラッチワイヤーは、その構造上、殆どの場合がバルクヘッドの辺りで切断される。
クラッチペダルを踏むことによって引っ張られるクラッチワイヤーは、バルクヘッドからエンジンルームに出たところで、パイプにより下方向に向けられている。
この部分でクラッチワイヤーはパイプ内で摩擦を繰り返すこととなり、経年使用により切断に至る。
なお、強化クラッチを使用するとこの部分の摩擦は更に大きくなることから、ノーマルよりも切れ易くなる。