故障-クラッチ

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* ダイヤフラムスプリングのヘタリ
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* クラッチケーブルの錆
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* 195/50-15以上のサイズのSタイヤを使用するなど、転がり抵抗が増すことでクラッチが磨耗する
=== 予防 ===
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なお、同じEXEDYのクラッチディスクであっても、強化クラッチのダンパースプリングは4個であり、バイブレーションの報告はない。<BR/>
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また、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングの枚数も、アイシン製と他社とでは違う。<BR/>
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ただし、この枚数の違いでの不具合については報告されていない。<BR/>
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強化クラッチを組むことによって、クラッチワイヤーを引っ張る力が強くなり、クラッチペダルの支点が軋むようになる。<BR/>
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グリスアップすることで軋み音は解消されるが、一時的なものであり、グリスが切れるとまた音がするようになる。<BR/>
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* 強化クラッチの使用をやめる。<BR/>
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* 一部、アマチュアのオーナーがベアリングを使用したカラーを作成して効果を上げている実績がある。<BR/>
== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[バイブレーション]]
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最新版

クラッチはエンジンの動力をギア・トランスミッションに伝達するための部品であり、故障により走行不能となる場合がある。


目次

クラッチの滑り

原因

クラッチは自動車の走行により常に摩耗が進んでいる状態にあり、通常の走行でも摩耗する。
ジムカーナなどでは、半クラッチを多用することで摩耗は急激に進み、10,000km以下の走行距離であっても交換が必要となる場合もある。

  • 使用による摩耗
  • クラッチペダルの遊びが不適切
  • クラッチディスク表面の油汚れ
  • クラッチディスク、プレッシャプレート、フライホイールの表面の反り
  • ダイヤフラムスプリングのヘタリ
  • クラッチケーブルの錆
  • 195/50-15以上のサイズのSタイヤを使用するなど、転がり抵抗が増すことでクラッチが磨耗する

予防

通常走行でのクラッチの摩耗を止める方法は無いが、クラッチワークの上手下手で大きく差が出ることがある。

  • 半クラッチを多用しない。
  • 走行中にクラッチペタルの上に足を置いたままにしない。
  • 急加速・急減速をしない。

等により、100,000km程度の走行距離まで交換が必要とならない人もいる。


対策

クラッチが摩耗し、滑り出したらできるだけ早く交換することが重要となる。



クラッチが重い

クラッチワイヤー切断

カプチーノのクラッチワイヤーは、その構造上、殆どの場合がバルクヘッドの辺りで切断される。
クラッチペダルを踏むことによって引っ張られるクラッチワイヤーは、バルクヘッドからエンジンルームに出たところで、パイプにより下方向に向けられている。
この部分でクラッチワイヤーはパイプ内で摩擦を繰り返すこととなり、経年使用により切断に至る。
なお、強化クラッチを使用するとこの部分の摩擦は更に大きくなることから、ノーマルよりも切れ易くなる。

クラッチの振動

オークションで販売されているEXEDYの純正相当品のクラッチディスクに交換すると、特定の回転域でバイブレーションが発生することがある。
原因は定かではないが、純正のクラッチ(アイシン精機製)のダンパースプリングは4個でツインスプリングであるのに対し、EXEDY製のものは3個のシングルスプリングであることが要因であるとの指摘がある。

  • 左がEXEDY製の汎用クラッチディスク。右が純正(アイシン製)のクラッチディスク。
  • ダンパースプリングの数が違う


同じ型式のエンジンであることから、サイズが共通であり装着可能なNA車や横置きエンジンのクラッチ・ディスクが流用されている可能性がある。
同じエンジンレイアウトのジムニーでも同様の症状が報告されている。
なお、同じEXEDYのクラッチディスクであっても、強化クラッチのダンパースプリングは4個であり、バイブレーションの報告はない。

また、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングの枚数も、アイシン製と他社とでは違う。
ただし、この枚数の違いでの不具合については報告されていない。

クラッチの異音

クラッチペダルの軋み

原因

強化クラッチを組むことによって、クラッチワイヤーを引っ張る力が強くなり、クラッチペダルの支点が軋むようになる。
グリスアップすることで軋み音は解消されるが、一時的なものであり、グリスが切れるとまた音がするようになる。

対策

  • 強化クラッチの使用をやめる。
  • 一部、アマチュアのオーナーがベアリングを使用したカラーを作成して効果を上げている実績がある。

関連項目