ガソリン臭
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その際、ガソリンはエンジンの熱と、圧送されることによる圧力により高温となり、気化する。<br/> | その際、ガソリンはエンジンの熱と、圧送されることによる圧力により高温となり、気化する。<br/> | ||
この気化したガソリンを[[メンテナンス-キャニスタ|キャニスタ]]によって[[サージタンク]]からエンジン内に送り込み燃焼させることにより、ガソリンタンク内に余分な気化ガスが溜まらないように調整されている。<br/> | この気化したガソリンを[[メンテナンス-キャニスタ|キャニスタ]]によって[[サージタンク]]からエンジン内に送り込み燃焼させることにより、ガソリンタンク内に余分な気化ガスが溜まらないように調整されている。<br/> | ||
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* 走行中や走行後すぐにガソリン臭がする | * 走行中や走行後すぐにガソリン臭がする | ||
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* [[フューエルキャップ]]を緩めると、ガソリンが噴出する | * [[フューエルキャップ]]を緩めると、ガソリンが噴出する | ||
最新版
カプチーノに限らず燃料ポンプでガソリンを圧送する車は、ガソリンを高圧でインジェクションに送り出し、燃圧によって噴射するようになっている。
インジェクションに送られるガソリンはエンジンの回転数によって必要量が決められることから、ECUの制御でインジェクションが必要なガソリンをその弁の開閉時間によって調整している。
このため、必要量以上のガソリンを燃料ポンプは圧送しており、残ったガソリンはデリバリパイプにより、再び燃料タンクへ戻されることとなる。
その際、ガソリンはエンジンの熱と、圧送されることによる圧力により高温となり、気化する。
この気化したガソリンをキャニスタによってサージタンクからエンジン内に送り込み燃焼させることにより、ガソリンタンク内に余分な気化ガスが溜まらないように調整されている。
キャニスタは経年劣化によりその機能が失われて、ガソリンタンク内に気化したガソリンが溜まり、その圧力によりガソリン臭がするようになる。
サーキットなどを走行した後、いきなりフューエルキャップを開けると、溜まった気化ガソリンの圧力でガソリンが噴出すことがあり、大変危険であるので対策を要する。
症状
対策
- キャニスタの交換を行う
EA11R 部品番号:18560-80F00 定価4,750円 EA21R 部品番号:18560-80F01 定価4,750円
- フューエルキャップを交換する
EA11R 部品番号:89260-70G00 定価1,600円 EA21R 部品番号:89260-70G01 定価1,600円