メンテナンス-足回り

出典: CappuccinoWiki

版間での差分
最新版 (2022年9月14日 (水) 15:54) (編集) (取り消し)
 
(間の 24 版分が非表示です)
1 行 1 行
 +
== タイヤ ==
 +
 +
カプチーノの純正ホイールに指定されるタイヤサイズは165/65-R14 79Hであるが、既に純正タイヤ(ポテンザ)は廃盤となっており、他のタイヤを装着することとなる。<BR/>
 +
しかしながら、このサイズで設定のあるタイヤは限られており、175/60-R14 79Hを代用することが多い。<BR/>
 +
 +
=== 空気圧 ===
 +
 +
* 標準空気圧:1.6 kg/㎠
 +
* ロードインデックス:79
 +
* 荷重能力:345kg(JATMA規格)
 +
 +
 +
== ホイール ==
 +
[[画像:EA11R WHEEL.jpg|300px]]<br/>
 +
ホイールは[[歴史-型式|EA11R]]と[[歴史-型式|EA21R]]で違いが有る。<br/>
 +
[[歴史-型式|EA11R]]のホイールは7本スポークであるが、[[歴史-型式|EA21R]]は6本スポークとなり、軽量化されている。<BR/>
 +
また、純正オプションとしてBBSのホイールが用意されていた。<BR/>
 +
 +
'''純正ホイールの諸元'''
 +
 +
* PCD:114.3
 +
* リム幅:5J
 +
* リム径:14インチ
 +
* ハブ径:60
 +
* オフセット:45
 +
* 重量:[[EA11R]]用4.84kg [[EA21R]]用4.00kg
 +
* 締付けトルク:整備マニュアルに記載されているホイールナットの締め付けトルクは、510kg-cm~810kg-cm(5.10kg-m~8.10kg-m)= 50N・m~80N・m
 +
 +
=== 洗浄 ===
 +
 +
ホイールはブレーキダストにより茶色または黒く汚れることから、洗車時に洗浄する。<BR/>
 +
表面側は洗浄しやすいが、裏側はタイヤ・ホイールの脱着が必要となるが、数回に一度は裏側も洗浄することを勧める。<BR/>
 +
なお、表面は塗装されており、錆びにくくは出来ているが、傷等により腐食する可能性もあり、車体用のワックスを塗る等、必要となる。<BR/>
 +
 +
=== ホイール・バランス ===
 +
 +
タイヤ交換時に行われるホイール・バランスであるが、急ブレーキやホイール・スピン等があると、当初の位置からタイヤがズレる。<BR/>
 +
つまり、ホイール・バランスが崩れることとなるため、ハンドルがブレる等の症状が出てきたら、ホイール・バランスを再度実施することが必要となる。<BR/>
 +
 +
 +
=== バルブ ===
 +
 +
純正ホイールに使われているエア・バルブは、ゴムで出来ているため、経年劣化によりヒビ割れが起こり、エア漏れに繋がる。<BR/>
 +
1個数百円のモノなので、タイヤ交換2回に1回は交換することが推奨される。<BR/>
 +
 +
=== 廃盤 ===
 +
 +
* [[EA21R]]のホイールは軽量であることから、[[EA11R]]のオーナーやアルトワークスのオーナーが使用することが多いが、既に廃盤となっており新品購入は[[EA11R]]のホイールしか購入できない。
 +
 +
== サスペンション ==
 +
 +
サスペンションはボディとサブフレームで固定されている。
サスペンションはボディとサブフレームで固定されている。
サブフレームは、ボルトで繋がれているのだが、振動により緩むことが報告されている。
サブフレームは、ボルトで繋がれているのだが、振動により緩むことが報告されている。
5 行 57 行
車検時に点検してもらうように指示することも大事。
車検時に点検してもらうように指示することも大事。
-
[[画像:Frontsuspension001.jpg|200px]]
 
 +
[[画像:Frontsuspension001.jpg|200px]]
[[画像:Frontsuspension002.jpg|200px]]
[[画像:Frontsuspension002.jpg|200px]]
[[画像:Rearsuspension001.jpg|200px]]
[[画像:Rearsuspension001.jpg|200px]]
-
 
[[画像:Rearsuspension002.jpg|200px]]
[[画像:Rearsuspension002.jpg|200px]]
 +
 +
 +
 +
== 関連項目 ==
 +
 +
 +
[[故障-足回り]]

最新版

目次

タイヤ

カプチーノの純正ホイールに指定されるタイヤサイズは165/65-R14 79Hであるが、既に純正タイヤ(ポテンザ)は廃盤となっており、他のタイヤを装着することとなる。
しかしながら、このサイズで設定のあるタイヤは限られており、175/60-R14 79Hを代用することが多い。

空気圧

  • 標準空気圧:1.6 kg/㎠
  • ロードインデックス:79
  • 荷重能力:345kg(JATMA規格)


ホイール


ホイールはEA11REA21Rで違いが有る。
EA11Rのホイールは7本スポークであるが、EA21Rは6本スポークとなり、軽量化されている。
また、純正オプションとしてBBSのホイールが用意されていた。

純正ホイールの諸元

  • PCD:114.3
  • リム幅:5J
  • リム径:14インチ
  • ハブ径:60
  • オフセット:45
  • 重量:EA11R用4.84kg EA21R用4.00kg
  • 締付けトルク:整備マニュアルに記載されているホイールナットの締め付けトルクは、510kg-cm~810kg-cm(5.10kg-m~8.10kg-m)= 50N・m~80N・m

洗浄

ホイールはブレーキダストにより茶色または黒く汚れることから、洗車時に洗浄する。
表面側は洗浄しやすいが、裏側はタイヤ・ホイールの脱着が必要となるが、数回に一度は裏側も洗浄することを勧める。
なお、表面は塗装されており、錆びにくくは出来ているが、傷等により腐食する可能性もあり、車体用のワックスを塗る等、必要となる。

ホイール・バランス

タイヤ交換時に行われるホイール・バランスであるが、急ブレーキやホイール・スピン等があると、当初の位置からタイヤがズレる。
つまり、ホイール・バランスが崩れることとなるため、ハンドルがブレる等の症状が出てきたら、ホイール・バランスを再度実施することが必要となる。


バルブ

純正ホイールに使われているエア・バルブは、ゴムで出来ているため、経年劣化によりヒビ割れが起こり、エア漏れに繋がる。
1個数百円のモノなので、タイヤ交換2回に1回は交換することが推奨される。

廃盤

  • EA21Rのホイールは軽量であることから、EA11Rのオーナーやアルトワークスのオーナーが使用することが多いが、既に廃盤となっており新品購入はEA11Rのホイールしか購入できない。

サスペンション

サスペンションはボディとサブフレームで固定されている。 サブフレームは、ボルトで繋がれているのだが、振動により緩むことが報告されている。 とくにリヤ周りから路面のギャップを拾ったときなどに音がするようであれば、ジャッキアップしてボルトの緩みを確認する必要がある。

車検時に点検してもらうように指示することも大事。



関連項目

故障-足回り