改造-メーター

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追加メーター類を取り付けるにあたって、イグニッション電源・アース・速度センサーは、ハンドルコラムの裏にあるケーブルカプラーから取り出せる。
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== メーター ==
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純正メーターをそのまま交換するようなキットは発売されておらず、速度計のオドメーターがEA11RのⅠ型の5桁メーターからEA11RⅠ型中期以降(平成4年中期)の6桁メーターに交換することがある。<br/>
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EA11RとEA21Rでは、ターボ・インジケーターの有無等の違いがあるため、オドメーターの5桁化をするには速度計のみを交換する。<br/>
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配線の違いたあるらしく、EA11RにEA21Rのメーターユニットをアッセンで取り付けると、ハイビームのインジケーターランプが点灯しない等の不具合がある。<br/>
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=== 速度計 ===
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純正メーターを改造して、フルスケール180km/h、240km/hとするメーターが発売されている。ほとんどの場合、純正メーター下取りが条件で、送ったメーターの目盛が変更されるので、オドメーターが変わることなく帰ってくる。<br/>
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=== メーターパネル ===
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速度計、回転計、水温計、燃料計のパネルは薄いプラスチックパネルであり、そのパネルを交換することでオリジナルのメーターを制作することができる。<br/>
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メーターパネルを変更するには、針を抜く必要があり、針を抜く前の取り付け位置を確認しておく必要が有るので注意が必要である。<BR/>
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速度計の場合、目盛位置0km/hの所に針のストッパーがあるが、目盛上10km/hがなく、次の表示は20km/hとなっている。これは、10km/h以下の速度ではメーターの動作が安定しないため、敢えて表示させないために10km/hの位置にストッパーを装備してそれ以下を表現していないだけである。<br/>
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つまり、表現されていない本当の0km/hの位置に針を戻せば、針を抜いてもほぼ正確な速度を表示することができる。なお、イグニッションスイッチがオンの状態で0km/hを表示するようになっており、オフではさらに針の位置が下がるので、イグニッションスイッチをオンにして0km/hの位置に針を刺すようにする。<BR/>
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他に、EL液晶パネルを純正メーターパネルの上に載せてホワイトメーター化及び自光化したものがピューパ等から発売されており、こちらは針を抜く必要がない。<br/>
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=== 照明LED化 ===
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メーターの照明は電熱バルブで、お世辞にも明るいとは言えない為、バルブをLEDに交換する。その際、ブルーやレッドのLEDにすることで、メーターの発色が変わる。<br/>
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ただし、LEDの光は単一指向性が強いため拡散されず、ムラが生じることがある。それが原因でメーターの針は暗くなることが多い<BR/>
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ターボエンジンの吸気マニホールド内の過給圧(=正圧)やエンジンのコンディションに敏感に反応する負圧を測るメータ。<br/>
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正圧側は、過給圧の変更などのセッティングを安心して行え、負圧側はエンジンの調子や故障も発見できるほか、経済走行の目安にもなる。<br/>
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高回転を多用するスポーツ走行では、油温や水温の温度管理がエンジンのコンディションを維持するうえで非常に重要となる。<br/>
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水温計は冷却水の温度が正常か否かを確認するメータ。 水温が正常か否かはエンジンに及ぼす影響が非常に大きく、特にスポーツ走行時100℃近くに達したらオーバーヒート気味と判断される。<br/>
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水温の正常の目安は70~90℃と言われている(但し、エンジンのチューン具合により正常の目安は変わる)が、カプチーノの場合97~98℃辺りまで水温が上がることがある。通常走行では93℃でラジエーター・ファンが作動するので、ほぼ93℃前後が上限となる。<br/>
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なお、水温センサーの取り付け位置によって水温に違いがあることから、一概に何度が正常かは、車両個体差やセンサー位置の違いによる。<BR/>
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ラジエーターへのアッパーホースに水温センサーのアタッチメントを装着するのが一般的。競技用車両の中にはロアホースにも水温センサーを取付け、水温管理を行う場合もある。<br/>
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ノーマルエンジン車は高速道路を100km/h巡航で90℃~105℃位。<br/>
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サーキット走行では、上がるだけ上がってしまうので、130℃以内に抑えてないと、OILの性能、寿命が極端に落ちて行くので、油温計により管理する。<br/>
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油圧の低下によるトラブルの原因としては、
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* 「油温が高温になって粘度低下によるもの
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* サーキット走行でのコーナリング時等によるOILパン内部のOILの片寄りによるもの
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* OILが規定量以下によるもの
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など、さまざまな要因がある。まずは自分の車が高回転時にどれくらいの圧力になっているのかを把握しておくことが大切。<br/>
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カプチーノの場合、暖気後4000rpm以上で400kpa程度が普通。<br/>
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燃圧計は、燃料の圧力が正常か否かを確認するメータで、燃圧計を装着することでインジェクターの噴射量に対して、燃料ポンプの容量が不足していないか、燃料ラインの漏れなどのトラブルが発生していないかなどを判断する。<br/>
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フューエルフィードパイプをカットしてホースユニオンを取り付け、スリーウェイチーズによりセンサーを取り付ける。<br/>
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フルスロットルで走ることの多いスポーツ走行では、ターボチャージャー及びその周辺のエキゾーストなどが非常に高温になる。<br/>
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排気温度計は、エンジンの燃焼室内の混合気が正常に燃焼されているか否かを確認するメータ。<br/>
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サーキット走行等におけるピーク速度を知るために社外品の速度計を取付ける。<br/>
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また、極端なサイズのホイールやタイヤを装着することによる速度計の誤差を修正する為に、補正機能の付いた速度計を装着することもある。<BR/>
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ECUの配線を使用するのはショート等のリスクがあるため、ハンドルコラム下にあるオプションのスピードウォーマー用カプラの信号を使用する。<BR/>
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== メーターフード ==
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追加メーターを取り付けるために、メーターフードが発売されている。<BR/>
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== 関連項目 ==

最新版

目次

メーター

純正メーターをそのまま交換するようなキットは発売されておらず、速度計のオドメーターがEA11RのⅠ型の5桁メーターからEA11RⅠ型中期以降(平成4年中期)の6桁メーターに交換することがある。
EA11RとEA21Rでは、ターボ・インジケーターの有無等の違いがあるため、オドメーターの5桁化をするには速度計のみを交換する。
配線の違いたあるらしく、EA11RにEA21Rのメーターユニットをアッセンで取り付けると、ハイビームのインジケーターランプが点灯しない等の不具合がある。

速度計

純正メーターを改造して、フルスケール180km/h、240km/hとするメーターが発売されている。ほとんどの場合、純正メーター下取りが条件で、送ったメーターの目盛が変更されるので、オドメーターが変わることなく帰ってくる。

メーターパネル

速度計、回転計、水温計、燃料計のパネルは薄いプラスチックパネルであり、そのパネルを交換することでオリジナルのメーターを制作することができる。
メーターパネルを変更するには、針を抜く必要があり、針を抜く前の取り付け位置を確認しておく必要が有るので注意が必要である。
速度計の場合、目盛位置0km/hの所に針のストッパーがあるが、目盛上10km/hがなく、次の表示は20km/hとなっている。これは、10km/h以下の速度ではメーターの動作が安定しないため、敢えて表示させないために10km/hの位置にストッパーを装備してそれ以下を表現していないだけである。
つまり、表現されていない本当の0km/hの位置に針を戻せば、針を抜いてもほぼ正確な速度を表示することができる。なお、イグニッションスイッチがオンの状態で0km/hを表示するようになっており、オフではさらに針の位置が下がるので、イグニッションスイッチをオンにして0km/hの位置に針を刺すようにする。
他に、EL液晶パネルを純正メーターパネルの上に載せてホワイトメーター化及び自光化したものがピューパ等から発売されており、こちらは針を抜く必要がない。

照明LED化

メーターの照明は電熱バルブで、お世辞にも明るいとは言えない為、バルブをLEDに交換する。その際、ブルーやレッドのLEDにすることで、メーターの発色が変わる。
メーターの照明用バルブはT10が4個必要である。
ただし、LEDの光は単一指向性が強いため拡散されず、ムラが生じることがある。それが原因でメーターの針は暗くなることが多い

追加メーター

追加メーター類を取り付けるにあたって、イグニッション電源・アース・速度センサーは、ハンドルコラムの裏にあるスピードウォーナーのケーブルカプラーから取り出せる。

ブーストメーター

目的

ターボエンジンの吸気マニホールド内の過給圧(=正圧)やエンジンのコンディションに敏感に反応する負圧を測るメータ。
正圧側は、過給圧の変更などのセッティングを安心して行え、負圧側はエンジンの調子や故障も発見できるほか、経済走行の目安にもなる。


取付

サージタンクから出ているホースにセンサーを取り付ける。

水温計

目的

高回転を多用するスポーツ走行では、油温や水温の温度管理がエンジンのコンディションを維持するうえで非常に重要となる。
水温計は冷却水の温度が正常か否かを確認するメータ。 水温が正常か否かはエンジンに及ぼす影響が非常に大きく、特にスポーツ走行時100℃近くに達したらオーバーヒート気味と判断される。
水温の正常の目安は70~90℃と言われている(但し、エンジンのチューン具合により正常の目安は変わる)が、カプチーノの場合97~98℃辺りまで水温が上がることがある。通常走行では93℃でラジエーター・ファンが作動するので、ほぼ93℃前後が上限となる。
なお、水温センサーの取り付け位置によって水温に違いがあることから、一概に何度が正常かは、車両個体差やセンサー位置の違いによる。


取付

ラジエーターへのアッパーホースに水温センサーのアタッチメントを装着するのが一般的。競技用車両の中にはロアホースにも水温センサーを取付け、水温管理を行う場合もある。

油温計

目的

ノーマルエンジン車は高速道路を100km/h巡航で90℃~105℃位。
サーキット走行では、上がるだけ上がってしまうので、130℃以内に抑えてないと、OILの性能、寿命が極端に落ちて行くので、油温計により管理する。


取付

センサー取付けは、油圧計と同じくオイルエレメントにセンサーアダプターが付いたサンドイッチブロックを装着する。

油圧計

目的

エンジンに循環しているエンジンOILの圧力を測定。
油圧の低下によるトラブルの原因としては、

  • 「油温が高温になって粘度低下によるもの
  • 0-400スタート時
  • サーキット走行でのコーナリング時等によるOILパン内部のOILの片寄りによるもの
  • OILが規定量以下によるもの

など、さまざまな要因がある。まずは自分の車が高回転時にどれくらいの圧力になっているのかを把握しておくことが大切。

カプチーノの場合、暖気後4000rpm以上で400kpa程度が普通。


取付

センサー取付けは、油温計と同じくオイルエレメントにセンサーアダプターが付いたサンドイッチブロックを装着する。

燃圧計

目的

チューニングエンジンでは、燃料ラインのコンディション管理も重要なファクターとなる。
燃圧計は、燃料の圧力が正常か否かを確認するメータで、燃圧計を装着することでインジェクターの噴射量に対して、燃料ポンプの容量が不足していないか、燃料ラインの漏れなどのトラブルが発生していないかなどを判断する。


取付

フューエルフィードパイプをカットしてホースユニオンを取り付け、スリーウェイチーズによりセンサーを取り付ける。

排気温計

目的

フルスロットルで走ることの多いスポーツ走行では、ターボチャージャー及びその周辺のエキゾーストなどが非常に高温になる。
チューンドエンジン、特にターボエンジンにとって、排気温度はセッティングを煮詰めるうえで重要なポイントとなる。
排気温度計は、エンジンの燃焼室内の混合気が正常に燃焼されているか否かを確認するメータ。
特に高速走行時は、最良の混合状態が要求され、少しでもアンバランスになるとエンジンやターボチャージャーの不調や破損を招く恐れがある。
排気温度計は、エンジンの好不調のバロメーター、あるいは、燃料のセッティング用として使用する。


取付

エキマニに穴をあけ、タップを立ててセンサーを取り付ける。

速度計

目的

サーキット走行等におけるピーク速度を知るために社外品の速度計を取付ける。
また、極端なサイズのホイールやタイヤを装着することによる速度計の誤差を修正する為に、補正機能の付いた速度計を装着することもある。


取付

純正の速度センサーからの信号を使用するのが一般的。
ECUの配線を使用するのはショート等のリスクがあるため、ハンドルコラム下にあるオプションのスピードウォーマー用カプラの信号を使用する。


メーターフード

追加メーターを取り付けるために、メーターフードが発売されている。


関連項目