メンテナンス-オイル交換
出典: CappuccinoWiki
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+ | また、近年環境対策車向けに超低粘度のエンジンオイル(0W-30等)が販売されている。フリクションロスが少なくパワーアップや省燃費に貢献するとかんがえられるが、油膜切れが起こることが前提となっている成分配合で合成されており、カプチーノのような高回転高出力タイプのエンジンで使用することには問題があると考えられる。摩擦抵抗の低減という面では問題がなくても、油膜が薄くなることでコンロッドメタルへの衝撃緩衝材としてのオイルの役割が果たせないこととなる。<BR/> | ||
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** 分解時:3.3リットル | ** 分解時:3.3リットル | ||
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* オイルプレッシャ | * オイルプレッシャ | ||
** 基準値:3.8kg/cm2-4,000rpm(参考値・完全暖気後) | ** 基準値:3.8kg/cm2-4,000rpm(参考値・完全暖気後) | ||
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* レベルゲージの上限と下限の差 | * レベルゲージの上限と下限の差 | ||
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== エレメント == | == エレメント == | ||
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== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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+ | * [[改造-冷却系]] |
最新版
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オイル
カプチーノはオイル管理が大変重要で、特にタービンへのオイルラインが非常に細いため、スラッジが貯まるとタービンブローを引き起こすこととなることから、オイル管理には十分気をつける必要がある。
推奨グレード
メーカーが推奨するグレードはSFもしくはSG級となっている。
タービンブローを予防するためには、スラッジの原因を多く含む鉱物油よりも、スラッジが発生しにくい100%化学合成のオイルの使用が推奨される。
また、近年環境対策車向けに超低粘度のエンジンオイル(0W-30等)が販売されている。フリクションロスが少なくパワーアップや省燃費に貢献するとかんがえられるが、油膜切れが起こることが前提となっている成分配合で合成されており、カプチーノのような高回転高出力タイプのエンジンで使用することには問題があると考えられる。摩擦抵抗の低減という面では問題がなくても、油膜が薄くなることでコンロッドメタルへの衝撃緩衝材としてのオイルの役割が果たせないこととなる。
メーカー推奨の10W-30を基準としたオイル粘度が推奨される。
交換時期
整備マニュアルでは、交換時期についてオイルは5,000km走行ごとまたは6ヶ月、オイルフィルタは10,000km走行ごとを推奨しているが、他のNA車と同じ交換時期を記載しており、最低ラインと考えたほうがよい。
一般的に、ターボ車はNA車よりもオイルの劣化が早いことから、多くの人が3,000km走行ごとに交換している。
交換時期の失念を防止する為に、2,500km走行ごとに交換する場合もある。
また、サーキット走行など、エンジンに極端な負荷がかかった状態となった場合、オイル劣化は急激に進む。
実際、レース車両などは、走行毎にオイル交換を行なっていることから、サーキット走行を実施した時は交換時期を早めることが推奨される。
EA11R(F6A)
- エンジンオイル量
- 交換時:2.8リットル
- フィルタと同時交換時:3.0リットル
- 分解時:3.4リットル
- 推奨オイル:SFもしくはSG級
- オイルプレッシャ
- 基準値:2.7~3.7kg/cm2-4,000rpm
- レベルゲージの上限と下限の差
- 1リットル
EA21R(K6A)
- エンジンオイル量
- 交換時:2.7リットル
- フィルタと同時交換時:2.9リットル
- 分解時:3.3リットル
- 推奨オイル:SFもしくはSG級
- オイルプレッシャ
- 基準値:3.8kg/cm2-4,000rpm(参考値・完全暖気後)
- レベルゲージの上限と下限の差
- 1リットル
エレメント
オイルエレメント(フィルター)は、スラッジなどにより目詰まりを起こすと油圧を下げることに繋がる。
数百円のものなので、エンジンオイル交換の2回に1回はエレメントも交換するようにすると良い。
オイルエレメントは共通部品であり、他車のものも使用できる。
- スズキ 16510-81403 16510-82703
- ダイハツ・トヨタ 15601-87204 15601-87704
- マツダ AY01-14-300B ZZS1-14-302