技術-エンジン
出典: CappuccinoWiki
版間での差分
23 行 | 23 行 | ||
'''シリンダヘッド''' | '''シリンダヘッド''' | ||
+ | |||
カムシャフトサポート部を別体化したコンパクトなレイアウトで、金型低圧鋳造法によるアルミ合金製を採用して軽量化を図った。<br /> | カムシャフトサポート部を別体化したコンパクトなレイアウトで、金型低圧鋳造法によるアルミ合金製を採用して軽量化を図った。<br /> | ||
燃焼室は、バルブ径を最大にとれるようにレイアウトし、ペントルーフ形燃焼室を採用して、燃焼効率の向上を図った。 | 燃焼室は、バルブ径を最大にとれるようにレイアウトし、ペントルーフ形燃焼室を採用して、燃焼効率の向上を図った。 |
2008年11月6日 (木) 15:02の版
F6A
EA11Rに搭載されたTWINCAM12バルブエンジン。
シリンダーブロックが鋳鉄製で、スズキのL型と呼ばれるなど、チューニング・ベースとして定評がある。
各気筒あたり4バルブ、センタプラグ方式のペントルーフ形燃焼室及び電子制御燃料噴射装置を採用し、高出力低燃費を両立している。
さらに、HVLA(ハイドロリックバルブラッシュアジャスタ)を採用し、騒音の低減を図ると共に、サービス性の向上を図った。
- エンジン形式:F6A型 水冷直列3気筒縦置
- エンジン種類:TWINCAM12バルブインタークーラーターボ
- 弁機構:DOHCベルト駆動
- 内径×行程(mm):65.0×66.0
- 総排気量(cc):657
- 圧縮比:8.3
- 燃料供給装置:EPI(電子制御燃料噴射)
- 点火装置:フルトランジスター式
- 最高出力(ネット):64ps/6,500rpm
- 最大トルク:8.7kg-m/4,000rpm
- 最大過給圧:0.9kg/c㎡
シリンダヘッド
カムシャフトサポート部を別体化したコンパクトなレイアウトで、金型低圧鋳造法によるアルミ合金製を採用して軽量化を図った。
燃焼室は、バルブ径を最大にとれるようにレイアウトし、ペントルーフ形燃焼室を採用して、燃焼効率の向上を図った。
K6A
EA21Rに搭載されたTWINCAM12バルブエンジン。
オールアルミエンジンで、F6A型エンジンより約11kg軽い。
- エンジン形式:K6A型 水冷直列3気筒縦置
- エンジン種類:TWINCAM12バルブインタークーラーターボ
- 弁機構:DOHCチェーン駆動
- 内径×行程(mm):68.0×60.4
- 総排気量(cc):658
- 圧縮比:8.4
- 燃料供給装置:EPI(電子制御燃料噴射)
- 点火装置:フルトランジスター式
- 最高出力(ネット):64ps/6,500rpm
- 最大トルク:10.5kg-m/3,500rpm
- 最大過給圧:1.1kg/c㎡