クラッチ
出典: CappuccinoWiki
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+ | * クラッチの遊びを調節してから、また遊びが少なくなる。 | ||
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== 車上整備 == | == 車上整備 == |
2009年8月14日 (金) 13:36の版
クラッチは乾式単板、ダイヤフラムスプリング式の大径のクラッチを採用した。
操作方法はワイヤケーブルで直接レリーズアームを往復させる簡単で確実な機械式の為、軽く確実な作動を可能としている。
クラッチの作動は、レリーズベアリングがダイヤフラムスプリング中央を押して、スプリングを反り返らせ、プレッシャプレートとクラッチディスクを断続させるタイプを採用している。
目次 |
クラッチの磨耗
エンジンの動力をミッションに伝えるクラッチは、使用することで磨耗していき、交換が必要となる。
交換の目安は、その乗り方によって大きく変動するため、1万km走行で交換が必要な場合もあれば、10万km程度まで持たせる人もいる。
クラッチが滑り出したら早めに交換するようにする。
完全に滑ってしまうと走行不能になる。
磨耗の前兆
- クラッチの遊びが少なくなる。
- 4速や5速でエンジンブレーキが効かない感じがする。
- 発進時にエンジンの回転と加速がシンクロしない感じがする。
磨耗の限界近く
- クラッチの遊びを調節してから、また遊びが少なくなる。
- 3速でエンジンブレーキがほとんど効かない
車上整備
点検
クラッチペダルの遊び クラッチペダルをゆっくり手で押していき、重くなった場所との差を測定する。
- 遊び(mm):20~30
クラッチペダルの遊びが上記の値を外れている場合は、クラッチレリーズアーム側で調整する。
クラッチケーブル クラッチケーブルを目視で点検し、次のような状態のときは交換する。
- ケーブルの磨耗が激しい
- ケーブルがほつれている。
- ケーブルの極端な曲がり又はねじれ
- ブーツの損傷
- 端部磨耗