メンテナンス-エンジン
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2008年5月11日 (日) 14:55の版
タイミングベルト
多くのF6Aのエンジンでタイミングベルトが切れる事象が発生している。
整備マニュアルには、交換時期を100,000kmもしくは4年(初回は5年)としているが、ほとんどの場合100,000kmまで放置されたため、年数による交換時期を超過したために発生したもの。
タイミングベルトが切れてもピストンは慣性で動くことから、バルブをピストンが突いてしまい、バルブが曲がってしまう等エンジンブローの原因となる。
このことから車検2回に1回は交換することを推奨される。
クランクシャフトプーリー
F6Aのエンジンはクランクシャフトプーリーには振動防止の為にダンパーゴムが使われている。
このダンパーゴムが経年劣化により破断してしまい、プーリーが飛ぶという事象が多く発生している。
クランクシャフトプーリーはジェネレーターとエアコンコンプレッサーのベルトを回しているため、ダンパーゴムが破断すると発電されなくなるが、エンジン自体は動くためしばらくは走ることが出来る。
ただし、クランクシャフトプーリーはクランクタイミングプーリーと繋がっており、破断時にタイミングベルトが飛ぶ事象も報告されていることから、エンジンブローに繋がる可能性もある。
整備マニュアルには記載がないが、タイミングベルト交換時に同時に交換するか、CARAやAZ-1のF6Aはダンパーゴムの無いタイプなので、こちらに交換してメンテナンスフリーにする。