故障-燃料系

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2010年4月1日 (木) 01:17の版

キャニスタ

カプチーノに限らず燃料ポンプでガソリンを圧送する車は、ガソリンを高圧でインジェクションに送り出し、燃圧によって噴射するようになっている。
インジェクションに送られるガソリンはエンジンの回転数によって必要量が決められることから、ECUの制御でインジェクションが必要なガソリンをその弁の開閉時間によって調整している。
このため、必要量以上のガソリンを燃料ポンプは圧送しており、残ったガソリンはデリバリパイプにより、再び燃料タンクへ戻されることとなる。
その際、ガソリンはエンジンの熱と、圧送されることによる圧力により高温となり、気化する。
この気化したガソリンをキャニスタによってサージタンクからエンジン内に送り込み燃焼させることにより、ガソリンタンク内に余分な気化ガスが溜まらないように調整されている。
キャニスタは経年劣化によりその機能が失われて、ガソリンタンク内に気化したガソリンが溜まり、その圧力によりガソリン臭がするようになる。

サーキットなどを走行した後、いきなりフューエルキャップを開けると、溜まった気化ガソリンの圧力でガソリンが噴出すことがあり、大変危険であるので対策を要する。

症状

対策

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フューエル・ホース

ガソリンタンクからエンジンまでのフューエル・ホースは、金属性パイプとゴム製ホースで構成されている。
このうち、ゴム製ホースは経年劣化によりクラックが入り、そこからガソリンが漏洩するようになる。
また、フューエルポンプからインジェクションまでの往路のゴムホースは、燃圧を考慮しての耐圧ホースだが、デリバリー側の復路のホースはただのゴムホースとなっている。