アイドリング
出典: CappuccinoWiki
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== ハンチング == | == ハンチング == |
最新版
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アイドリングが高い
冷機時はアイドル回転が3000回転と高く、暖機後はハンチングを起こす
冷機時のファースト・アイドル回転としては、この3000回転というのは明らかに高すぎる。
そして暖機後にハンチングするというのは、この高すぎるアイドル回転が関係している。
このハンチングが燃料カットによるものなのかを調べるには、インジェクタの作動音を聞いてみる。
回転が上がる時には作動音は聞こえるが下がるときには聞こえない場合は、アイドル回転が高すぎることにより燃料カットが働いている。
アイドル回転が高くなる原因は大きく分けて3つある。
- スロットルバルブが開いている
- スロットルワイヤーやストッパーの調整不良によりスロットルバルブが開いていることによる。
- アイドル回転制御システムが回転を上げている
- アイドル回転制御システムのISCや水温センサーの不良等
- スロットルバルブ以降でエアを吸っている
- スロットルボデー~エンジン間のガスケットやホース類の外れ、破れ
特に、ISCのトラブルだが、コイルの断線であれば問題ないが、ショート気味の場合は注意が必要である。 それは、コイルがショートした場合、ECUに過大な電流が流れるので、ECUが壊れる可能性があるということである。 ISCを交換してもISCが動かない時はISCの電源やECUまでの配線を調べ、問題が無いようであればECUも交換しなければならない。
アイドリングが不安定
ISCがショート気味となり、ECUが故障
点検
- ISCの4つのコイルの抵抗値を測定
- 抵抗値に大きく違いがある場合には、ショートによるECUの故障と考えられる。
原因
ISCがショート気味になる一因として、自動車メーカーが警告しているように、スロットルチャンバー内を清掃する目的で洗浄スプレー類を吹き込む事で、その溶剤がシャフトとボディのすき間から侵入し、コイル表面にコーティングされた絶縁用のエナメルを溶かしてしまって、レアショート(層間短絡)を起す。
ISCのコイルがショート気味になると、それを駆動するECU内のトランジスタに過大電流が流れ、熱によって壊れてしまう。
参照:「やってはいけない事」
修理方法
- ISCの交換
- ECUの交換
O2センサーの劣化
O2センサーは、排気ガス中の残留酸素の濃度を測定し、理論空燃比より濃いか薄いかをECUに信号を送ることで、燃調を取っている。
原因
O2センサーは高温にさらされ、排気ガスやオイル等により経年劣化を起こすことにより、正しい信号をECUに送らなくなり、結果、アイドリングの不調につながる。
O2センサーが劣化しても高回転域ではほとんど問題が見られないため、そのまま放置されやすいことから、注意が必要である。
修理方法
- O2センサーの交換
ハンチング
ハンチングとは、アイドリングが安定せずに上がったり下がったりする症状。
吸気系の不調によって冷間始動直後に発生する場合が多い。また、極端なハイカムを入れると発生する。
原因
後期型から採用されたK6Aエンジンの出始めの物は、スロットルボディに不具合があり良くハンチング起す。
対策品が出ているので、交換する。
修理方法
スロットルボディの交換