リコール・不具合
出典: CappuccinoWiki
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リコール
国土交通省に届けられたカプチーノのリコールは1回だけ
- 届出番号 リコール 国-0508-0
- 届 出 日 1998年02月05日
- 車 名 スズキ
- 型 式 E-EA21R
- 通称名 カプチーノ
- 車台番号 EA21R-102409 〜 EA21R-104323
- 不具合装置 冷却装置
- 対象台数 1,914台
- 輸入/製作期間 1996年08月01日 〜 1997年10月29日
- 状 況 原動機の冷却系統に使用されているゴムホースの一部に製造不良のものがあるため、そのままの状態で使用を続けると、当該ゴムホースに亀裂が生じ、冷却水がもれ、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。
- 対 策 全車両、当該ゴムホースを対策品と交換する。
不具合
リコールはされていないが、既知の不具合がある。
ここでは、不具合が散見され、当初製品から変更があったものを「対策品」として記載する。
ただし、公表さていないことから、真偽については保証の限りではない。
アウターガーニッシュ
リヤウインドーの下にあるアウターガーニッシュは、EA11R発売当初は固定方法がはめ込みだけだったが、振動等で浮き上がる事例が発生した。
対策品
- 対策品としてリベット止めとなった。
リヤブレーキ
カプチーノのリヤブレーキには、サイドブレーキが共用されているが、サイドブレーキを引いて駐車することを繰り返すことにより、サイドブレーキをリリースしてもブレーキが懸った状態となることがある。
特に左のリヤブレーキで多発している。
対策品
リヤ・ブレーキ・キャリパーに付属するサイドブレーキのスプリングが強化品になっている。
スロットルボディ
EA21RのⅠ型のスロットルボディ・アッシには、冷却水が通っており、エンジンが冷えている状態でサーモ・ワックスが作動し、スロットル・ワイヤーを引っ張るようになっている。
この部分から冷却水が漏れ、隣にあるスロットル・ポジション・センサーが故障するようになる。
対策品
EA21RのⅡ型からスロットルボディのスロットルワイヤー部分、サーモワックス部分、スロットル・ポジション・センサーが変更されている。