アイドリング

出典: CappuccinoWiki

2009年6月21日 (日) 14:24; Showken (会話 | 投稿記録) による版

アイドリングが高い

冷機時はアイドル回転が3000回転と高く、暖機後はハンチングを起こす

冷機時のファースト・アイドル回転としては、この3000回転というのは明らかに高すぎる。
そして暖機後にハンチングするというのは、この高すぎるアイドル回転が関係している。
このハンチングが燃料カットによるものなのかを調べるには、インジェクタの作動音を聞いてみる。
回転が上がる時には作動音は聞こえるが、下がるときには聞こえない場合は、アイドル回転が高すぎることにより、燃料カットが働いている。

アイドル回転が高くなる原因は大きく分けて3つある。

  • スロットルバルブが開いている
    • スロットルワイヤーやストッパーの調整不良によりスロットルバルブが開いていることによる。
  • アイドル回転制御システムが回転を上げている
    • アイドル回転制御システムのISCや水温センサーの不良等
  • スロットルバルブ以降でエアを吸っている
    • スロットルボデー~エンジン間のガスケットやホース類の外れ、破れ
特に、ISCVのトラブルだが、コイルの断線であれば問題ないが、ショート気味の場合は注意が必要である。
それは、コイルがショートした場合、ECUに過大な電流が流れるので、ECUが壊れる可能性があるということである。
ISCVを交換しても、ISCVが動かない時は、ISCVの電源やECUまでの配線を調べ、問題が無いようであれば、ECUも交換しなければならない。