メンテナンス-エンジン

出典: CappuccinoWiki

2008年5月16日 (金) 15:34; Showken (会話 | 投稿記録) による版

F6A

タイミングベルト

多くのF6Aのエンジンでタイミングベルトが切れる事象が発生している。

整備マニュアルには、交換時期を100,000kmもしくは4年(初回は5年)としているが、ほとんどの場合100,000kmまで放置されたため、年数による交換時期を超過したために発生したもの。

タイミングベルトが切れてもピストンは慣性で動くことから、バルブをピストンが突いてしまい、バルブが曲がってしまう等エンジンブローの原因となる。

このことから車検2回に1回は交換することを推奨される。


クランクシャフトプーリー

  • 品番:12610-80F00
  • 定価:9,100円
  • 重量:1,085g

F6Aのエンジンはクランクシャフトプーリーには振動防止の為にダンパーゴムが使われている。

このダンパーゴムが経年劣化により破断してしまい、プーリーが飛ぶという事象が多く発生している。

クランクシャフトプーリーはジェネレーターとエアコンコンプレッサーのベルトを回しているため、ダンパーゴムが破断すると発電されなくなるが、エンジン自体は動くためしばらくは走ることが出来る。

ただし、クランクシャフトプーリーはクランクタイミングプーリーと繋がっており、破断時にタイミングベルトが飛ぶ事象も報告されていることから、エンジンブローに繋がる可能性もある。

整備マニュアルには記載がないが、タイミングベルト交換時に同時に交換するか、CARAやAZ-1のF6Aはダンパーゴムの無いタイプなので、こちらに交換してメンテナンスフリーにする。

  • CARA用 
    • 品番:95131-60F00  
    • 定価:3,000円 
    • 重量:855g