EA21R

出典: CappuccinoWiki

2012年8月5日 (日) 02:40; Showken (会話 | 投稿記録) による版
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目次

コンセプト

風は足りてますか。

 満開の桜並木、避暑地の緑のトンネル、燃えるような紅葉のワインディングロード、陽射しのやわらかな冬の海岸通り。日本の四季を感じながら、その小さなオープン2シーターは爽やかな風となって駆けぬけます。密室越しに見る、テレビ画面に切り取られたような風景に飽き足らない日。ただ目的地に到達するためではなく、純粋に走りの愉しみを満喫したい時。それはきっとあなたの心がときめきを求めている印です。光や風に直接ふれる「オープンマインド」。大切な人とだけ空間を共有する「2シーター」。乗る人を主役に考えた「FRレイアウト」。さらにオールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載し、オートマチックトランスミッションも採用。上質なインテリアに包まれて、さあ日本の道を愉しんでください。


E-EA21R

1995年に主力エンジンがF6AからK6Aに変更されるなか行われた最初で最後のマイナーチェンジ。

スタンダードモデルⅠ

EA11Rからの主な変更点、追加点は以下のとおり。

  1. エンジンをK6Aツインカム4バルブターボ・エンジンとした。
  2. 3速オートマチックトランスミッション仕様を追加した。
  3. EPIシステムとATシステムとエアコンシステムを制御するコントローラーを統合した。
    1. 5MT仕様:EPI&A/Cコントローラー
    2. 3AT仕様:EPI&AT&A/Cコントローラー
  4. ECUが16bit(EA11Rは8bit)となった。
  5. AT車に全域制御電動パワーステアリングを装着。
  6. パワーウインドのロックスイッチを追加した
  7. トランクリッドオープナーを追加した
  8. シートの材質をファブリックとなった
  9. アルミホイールの形状が7本スポークから6本スポークとなり、重量も前期型の4.84kgから4.00kgに軽量化された。
  10. ステアリングのデザインを変更した

発売日

  • 1995年(平成7年)6月

販売台数

  • 2,779台

価格

  • 1,458,000円(税別)

車体色

  • Y33(ダークターコイズグリーンメタリック)
  • Y28(アンタレスレッド)
  • 1VN(マーキュリーシルバーメタリック)

カタログ機種

  • 車両型式 EA21R
  • 補助番号 CAXF-3
  • 車台番号 EA21R-100001~102779


スタンダードモデルⅡ

いわゆる「後期型」と呼ばれるE-EA21Rには、さらにⅠ型とⅡ型がある。 ここではⅡ型について記述する。

発売日 1997年(平成9年)3月

初期のK6Aエンジンは、F6Aと共通のクラッチを使用するなど、開発途上のものであった。 このためトラブルも多く見られたことから、シリンダーブロックを変更したスタンダードモデルⅡ後期が発売された。

  • 車両型式 EA21R
  • 補助番号 CAXF-3
  • 車台番号 EA21R-102780~104323

車体色

  • 1VN(マーキュリーシルバーメタリック)
  • Z1W(フラッシュレッド)
  • Z1D(ブリティッシュグリーンパール)


シリンダーブロックの変更に伴い、クラッチも変更されたことから、フライホイールの形状が違う。 このため、この機種はサードパーティから発売された軽量フライホイールや強化クラッチ等が装着できない。

関連項目