スタイル-ボディ
出典: CappuccinoWiki
概説
ボディはFRレイアウトとしたオープントップのスチールモノコックボディを採用し、フロント及びリヤにそれぞれサブフレームを設けた。また、車体の軽量化を図るため、下記の構造を採用した。
- フロントフードパネル(ボンネット)及びフロントロアガーニッシュをアルミニウム製とした。
- 車体構造部材を薄板化すると共に、高張力鋼板を多用した。また、構造用接着剤を併用し、薄板化による溶接部の応力集中を防いだ。
- サイドシル及びフロアトンネル部の断面積を大型化し、オープンボディの剛性向上を図った。
- ルーフはデタッチャブル式の3分割アルミニウム製ハードトップを採用し、トランクルームへの収納を可能とした。また、リヤピラーを回転収納式としたことより、1台でハードトップ、Tバールーフ、タルガトップ及びフルオープンの4種類のルーフ形状を実現し、商品性の向上を図った。
ホワイトボディ
FRオープントップのスチールモノコックボディでその主な特長は次の通りである。
- エプロンサイドメンバを直線状にし、前面衝突時における衝撃吸収性の向上を図った。
- ステアリングハンガサポートパイプをフロントピラー部とフロアトンネル部間に採用し、ダッシュパネル周りの強化を図ると共にボディ剛性の向上を図った。
- フロアトンネル及びサイドシルの断面積を大型化すると共に、トンネルサイドメンバ及びサイドシル2重ボックス断面を採用し、ボディ剛性の向上を図った。
- リヤピラー収納部に防水処理を施すと共に、排水口を設けた。
- クォータインナメンバをボックス断面とし、リヤピラー取り付け部の強化を図った。
サブフレーム
- フロント及びリヤにサブフレームを採用し、エンジン、デファレンシャル及びサスペンション等の取付け強化を図った。
- フロントサブフレームには、エンジン、サスペンション及びステアリングギヤボックス等が搭載され、モノコックボディに8本のボルトで取付けられている。
- リヤサブフレームには、デファレンシャル及びサスペンション等が搭載され、モノコックボディに8本のボルトで取付けられている。