故障-クランクプーリー
出典: CappuccinoWiki
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主な故障の原因
F6Aエンジンのクランクシャフトプーリーには振動防止の為にダンパーゴムが使われている。
このダンパーゴムが経年劣化により破断してしまい、プーリーが飛ぶという事象が多く発生している。
クランクシャフトプーリーはジェネレーターとエアコン・コンプレッサーのベルトを回しているため、ダンパーゴムが破断すると発電されなくなるが、エンジン自体は動くためしばらくは走ることが出来る。
ただし、クランクシャフトプーリーはクランクタイミングプーリーと繋がっており、破断時にタイミングベルトが飛ぶ事象も報告されていることから、エンジンブローに繋がる可能性もある。
対策
整備マニュアルには記載がないが、タイミングベルト交換時に同時に交換するか、CARAやAZ-1のF6Aはダンパーゴムの無いタイプなので、こちらに交換してメンテナンスフリーにする。
ベルト類はカプチーノ用を使用する。
また、F5A用のクランクプーリーも流用が可能であるが、エアコン用のベルトを短いものに変更しなければならない。
エアコンプーリーの径が違うためで、エアコンの負荷が小さくなりエアコン使用時のパワーロスが小さくなるが、エアコン自体の効きは悪くなる。
交換部品
純正品
- 品番:12610-80F00
- 定価:9,100円
- 重量:1,085g
他車種流用
- CARA用
- 品番:95131-60F00
- 定価:3,000円
- 重量:855g
- F5A用
- 95141-71B00 Vベルト カーエアコン 1,100円
- 95131-71B10 プーリ クランクシャフト 2,500円