故障-ECU

出典: CappuccinoWiki

2010年4月6日 (火) 08:18; Showken (会話 | 投稿記録) による版

アイドリング不安定

キャブクリーナー使用によるショート

スロットルボディにはセンサ類が多数あるため、泡状のキャブクリーナー類を使用するとまれにセンサ類がショートすることがあり、過大な電流がECUに流れECUの故障の原因になる。
このため、スズキのディーラーではキャブクリーナー類は使用しないようになっている。


整備作業上の留意点 スロットルボデーの清掃時の注意点 (スズキ株式会社資料)

  • スロットルボデー清掃時の注意事項

スロットルボデー内に付着したカーボン類の清掃作業において、スプレ一式洗浄剤(石油系溶剤)を直接スロットルバルブやISCバイパス通路に吹き付けるとISCバルブ内部に洗浄剤が浸入し、コイル線の絶縁皮膜が溶解してショートし、ISCバルブが作動不良となる場合があります。
また、コイル線がショートするとエンジンコントローラ(ECU)のISCバルブ駆動用回路に過電流が流れエンジンコントローラ(ECU)が破損する場合があります。
つきましては下記の作業ポイントに注意してスロットルボデーの清掃作業を実施してください。

  • 請掃作業ポイント

・スプレー式洗浄剤(石油系溶剤)を直接スロットルボデーのボア内に吹き付けない。
・スロットルバルブ及びボア内に付着したカーボンは綿棒に洗浄剤を染み込ませて清掃する。

画像:ISCV.gif