改造-ボアアップ

出典: CappuccinoWiki

2010年12月19日 (日) 09:43; Showken (会話 | 投稿記録) による版
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EA11Rに搭載されているF6Aエンジンの排気量アップはボアアップにより行われる。

K6Aのピストンを使用しての排気量アップが基本となっている。

特に、アルト・ワークスRのK6Aエンジンには鍛造ピストンが使用されているため、多くの場合はこれが使用された。

しかしながら自動車メーカー各社は2007年よりピストン単体での供給をストップ。

特に軽自動車ではボアアップによる排気量アップは、軽自動車の枠である660ccの排気量を超過することにより普通自動車への登録変更が必要となる。

脱税行為を幇助することとなりかねない事態となり、オーバーホールの為のオーバーサイズピストンも供給されなくなる状態が続いている。

なお、2009年10月、モンスタースポーツより、F6AK6A用のボアアップキットが発売された。

K6Aはアルミエンジンであり、ボアアップはスリーブの厚みに限度があったため、これまでオーバーサイズのピストンを使用する以外排気量アップはストロークアップに頼るほかなかったが、モンスタースポーツからスリーブキットが出たことによりK6Aでのボアアップの道が開けた。

改造申請

ボアアップは、排気量が軽自動車の枠を超えることから、普通自動車として車検を取得する改造申請が必要となる。
軽自動車から普通自動車への変更は、各都道府県の陸運局の判断によるもので、都道府県によっては認可されないことがあるので、予め確認する必要がある。
また、平成5年3月までは、軽自動車も普通自動車も前面安全衝突基準は40km/hで同じだったが、平成5年4月以降普通自動車は50km/hに引き上げられ、軽自動車は平成10年になるまで40km/hのままとなった。
このため、初年度登録が平成5年4月以降のカプチーノは、普通自動車としての前面安全衝突基準をクリアしていないということになり、簡単に普通自動車への公認車検はできないこととなる。
現在、普通自動車として公認が取れているカプチーノは基本的に平成5年3月以前の初年度登録車両となるはずである。


関連項目