フライホイール
出典: CappuccinoWiki
カプチーノのフライホイールは、ジムニーの縦置きエンジンを流用している関係上、ジムニーに使用しているトルク重視のフライホイールが使われている。
このため、フライホイール自体の重量は7.6kgと非常に重くなっており、ワークスが5.0kg程度であることを考えると、同程度の重量が丁度いい重さと言われている。
なお、EA21Rの後期型(3.1型)は、腰下がそれまでのEA11RやEA21Rの前期型(3.0型)とは違っており、フライホイールが変更されており互換性がない。
これにより、EA21R後期型(3.1型)用の社外フライホイールは無いことから、次に示す加工による軽量化を行うこととなる。
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ノーマルフライホイール加工
ノーマルのフライホイールを加工し、肉厚を落とすことで重量を軽減する。
5.5kg前後まで軽量化が可能であるが、強度の問題もありここまでが限度。
また、フライホイールの中心部を削るのと、外周部を削るのとでは遠心力により効果が全く違うものとなる。 このため、できるだけ外周部を研磨することで、実際の重量よりも効果が体感できるようになる。
クロモリ・フライホイール
クロモリ製のフライ・ホイールは3.0kg前後と非常に軽く、ノーマルエンジンの場合は低速でのトルクが不足するようになるため、注意が必要。 また、タービン交換を行ったエンジンでも、吹き上がりが早くなるものの、高速域ではパワー不足を感じるケースも見られる。
スズキスポーツ
スズキスポーツが発売したクロモリ製のフライ・ホイールはアルト・ワークスとサイズが共通のため、クラッチカバーとクラッチもアルト・ワークス用に交換することが必須となる。
オートジュエル
純正のクラッチカバーに対応したフライホイール。
他車流用
ジムニーJA23用
重量はカプチーノ用よりも重いが、加工することにより5kg台にすることができる。
このフライホイールを使用する目的は、ジムニー用のクラッチカバーを使用することができること。
ジムニー用はカプチーノ用よりも約1cm直径が大きく、クラッチの容量増(強化)と同等の働きがある。