廃番純正パーツ

出典: CappuccinoWiki

廃盤純正パーツ から転送)

カプチーノは製造終了後20年を超えており、純正パーツのうちでも廃番となっているものがある。
この事実を逆手にとって、オークション等で廃盤となっていると嘘を書いて購買意欲を沸かせ、高値で落札させる「被害」が後を絶たない。
トランクリッドキャリアやマッドフラップなどは、今でもディーラーで手に入れることができる。
また、ここでは触れないが、例えばワタナベのホイール等、現役で売られている社外パーツ類も、オークションで高値で取引されるケースがあるので、十分な調査の上購入することを勧める。
以下は、確認されている本当に廃番となった純正パーツを記載している。


目次

外装

外装については、事故による修理が必要となる部分であり、基本的に廃盤となっているパーツはほとんど無い。
ただし、純正オプションパーツには廃盤となっているものがある。

標準パーツ

  • リヤフロアパネル
    • ボディを構成するもののうち、リヤのフロアパネル(スペアタイヤが収納される部分)の供給が止まっている。板金等による補修が不可能な状態になると回復できない。また、溶接によりボディ構成を実現しているため、オークション等の中古部品も殆ど存在しない。
  • サイドシルのインナーパネル
  • EA11R用純正ホイールセンターキャップ
  • EA21R用純正ホイール
  • EA11R用ドアウィンドウ(EA21Rのものが出るため、色が違う)
  • ラジオアンテナ
  • 英国仕様フロントウィンカー

オプションパーツ

内装

標準パーツ

  • シートベルトガイド
  • 運転席側シート
    • 背もたれ部の表皮(トリム)
  • 助手席側シート
    • 背もたれ部のクッションと、背もたれのサイドサポート部の表皮(トリム)以外は全て廃番
  • パワーウィンドウ・ロック・スイッチ
    • EA21Rに採用されたパワーウィンドウのロック・スイッチは廃盤となっている。
  • ステアリングミドルシャフトブーツのプレート
    • ステアリングシャフトがブレーキペダルとクラッチペダルの間を通って、バルクヘッドに入るところのプレート。
  • ヒーターコアへのパイプ
    • ヒーターコアへ冷却水が通るパイプが廃盤となっている。
  • ヒーターボックス

オプションパーツ

  • フロアマット
    • カプチーノ発売中には、「Cappuccino」のロゴが入っていたが、現在ディーラーで販売されているものは「SUZUKI」のロゴとなっている。
    • ただ、現在販売されているものは、フロアマットが動くことを防止するフック・ボタンが付いているので意外と便利。

動力関連

標準パーツ

  • ミッションケース
  • オイルパン
    • EA21RのスタンダードⅡ型のオイルパン
  • オイルレベルゲージ
    • EA11R用のF6Aエンジンに使用されるオイルレベルゲージ。トップが黒色でT字になっている。
    • エンジン前部にあり、熱による経年劣化でトップ部分が折れることが多いが、既に廃版となっている。
    • EA21RのⅠ型に載せられるK6Aエンジンに使用されるオイルレベルゲージ(トップが黄色で◯字)は腰下が共通ということもあって流用可能。
  • サージタンク
    • EA11Rのサージタンク(EA21Rとの互換性は無い)
  • ウォーターホース
    • EA21Rのサージタンク下のアウトレットパイプ(ラジエーターのアッパーホースとヒーターへのホースを分岐するパイプ)
  • 純正タイヤ
    • ポテンザRE96

オプションパーツ

  • LSD(リミテッドスリップデフ)
  • 電動パワーステアリング
    • EA11Rではリミテッドに、EA21RではAT車に採用された電動パワーステアリングのコラム・アッシが廃盤となっている。
    • パワステ無しとなるがノーマルのステアリング・コラムが使用出来るので、対処は可能。ただしキーシリンダーが固定されており、取外しには若干の加工が必要。

その他

  • ルーフ収納用カバー
    • 3分割されるルーフをトランクに収納する際、ルーフに傷が付かないようにする為の袋状のカバー

関連項目