改造-メーター

出典: CappuccinoWiki

2011年6月23日 (木) 04:34; Showken (会話 | 投稿記録) による版

目次

メーター

純正メーターをそのまま交換するようなキットは発売されておらず、オドメーターがEA11RのⅠ型の5桁メーターからEA11RⅡ型以降の6桁メーターに交換することがある。


追加メーター

追加メーター類を取り付けるにあたって、イグニッション電源・アース・速度センサーは、ハンドルコラムの裏にあるスピードウォーナーのケーブルカプラーから取り出せる。

ブーストメーター

目的

ターボエンジンの吸気マニホールド内の過給圧(=正圧)やエンジンのコンディションに敏感に反応する負圧を測るメータ。
正圧側は、過給圧の変更などのセッティングを安心して行え、負圧側はエンジンの調子や故障も発見できるほか、経済走行の目安にもなる。


取付

サージタンクから出ているホースにセンサーを取り付ける。

水温計

目的

高回転を多用するスポーツ走行では、油温や水温の温度管理がエンジンのコンディションを維持するうえで非常に重要となる。
水温計は冷却水の温度が正常か否かを確認するメータ。 水温が正常か否かはエンジンに及ぼす影響が非常に大きく、特にスポーツ走行時100℃近くに達したらオーバーヒート気味と判断される。
水温の正常の目安は70~90℃と言われている(但し、エンジンのチューン具合により正常の目安は変わる)が、カプチーノの場合97~98℃辺りまで水温が上がることがある。通常走行では93℃でラジエーター・ファンが作動するので、ほぼ93℃前後が上限となる。
なお、水温センサーの取り付け位置によって水温に違いがあることから、一概に何度が正常かは、車両個体差やセンサー位置の違いによる。


取付

ラジエーターへのアッパーホースに水温センサーのアタッチメントを装着するのが一般的。競技用車両の中にはロアホースにも水温センサーを取付け、水温管理を行う場合もある。

油温計

目的

ノーマルエンジン車は高速道路を100km/h巡航で90℃~105℃位。
サーキット走行では、上がるだけ上がってしまうので、130℃以内に抑えてないと、OILの性能、寿命が極端に落ちて行くので、油温計により管理する。


取付

センサー取付けは、油圧計と同じくオイルエレメントにセンサーアダプターが付いたサンドイッチブロックを装着する。

油圧計

目的

エンジンに循環しているエンジンOILの圧力を測定。
油圧の低下によるトラブルの原因としては、

  • 「油温が高温になって粘度低下によるもの
  • 0-400スタート時
  • サーキット走行でのコーナリング時等によるOILパン内部のOILの片寄りによるもの
  • OILが規定量以下によるもの

など、さまざまな要因がある。まずは自分の車が高回転時にどれくらいの圧力になっているのかを把握しておくことが大切。

カプチーノの場合、暖気後4000rpm以上で400kpa程度が普通。


取付

センサー取付けは、油温計と同じくオイルエレメントにセンサーアダプターが付いたサンドイッチブロックを装着する。

燃圧計

目的

チューニングエンジンでは、燃料ラインのコンディション管理も重要なファクターとなる。
燃圧計は、燃料の圧力が正常か否かを確認するメータで、燃圧計を装着することでインジェクターの噴射量に対して、燃料ポンプの容量が不足していないか、燃料ラインの漏れなどのトラブルが発生していないかなどを判断する。


取付

フューエルフィードパイプをカットしてホースユニオンを取り付け、スリーウェイチーズによりセンサーを取り付ける。

排気温計

目的

フルスロットルで走ることの多いスポーツ走行では、ターボチャージャー及びその周辺のエキゾーストなどが非常に高温になる。
チューンドエンジン、特にターボエンジンにとって、排気温度はセッティングを煮詰めるうえで重要なポイントとなる。
排気温度計は、エンジンの燃焼室内の混合気が正常に燃焼されているか否かを確認するメータ。
特に高速走行時は、最良の混合状態が要求され、少しでもアンバランスになるとエンジンやターボチャージャーの不調や破損を招く恐れがある。
排気温度計は、エンジンの好不調のバロメーター、あるいは、燃料のセッティング用として使用する。


取付

エキマニに穴をあけ、タップを立ててセンサーを取り付ける。

速度計

関連項目