改造-インタークーラー

出典: CappuccinoWiki

版間での差分
(新しいページ: 'ノーマルのインタークーラーを大容量に交換することにより、吸気温度が下がり密度が増すことから、パワーアップが望める。<br/>...')
最新版 (2012年12月28日 (金) 04:33) (編集) (取り消し)
 
(間の 7 版分が非表示です)
1 行 1 行
-
ノーマルのインタークーラーを大容量に交換することにより、吸気温度が下がり密度が増すことから、パワーアップが望める。<br/>
+
フルブースト時のタービン直後の吸気温度は150度に達しているといわれ、ノーマルのインタークーラーを大容量に交換することにより、吸気温度が下がり密度が増すことから、パワーアップが望める。<br/>
ただし、カプチーノのような軽自動車の場合、大きすぎるインタークーラーは圧力損失によりレスポンスが低下し、ターボラグが大きくなる。
ただし、カプチーノのような軽自動車の場合、大きすぎるインタークーラーは圧力損失によりレスポンスが低下し、ターボラグが大きくなる。
5 行 5 行
== 純正交換タイプ ==
== 純正交換タイプ ==
 +
 +
[[画像:Intercooler.jpg|thumb|純正交換タイプのインタークーラー]]
純正インタークーラーをコアの厚いインタークーラーに交換することにより、冷却効果を上げるもの。<br/>
純正インタークーラーをコアの厚いインタークーラーに交換することにより、冷却効果を上げるもの。<br/>
-
容量的には純正の2倍が限度だが、圧力損失を考えると容量的には丁度良いと言われている。
+
容量的には純正の2倍が限度だが、圧力損失を考えると容量的には丁度良いと言われている。<BR/>
-
 
+
なお、純正もそうだが、パイピングがインタークーラーコアの横のタンクに垂直に設置されることから、ある程度のタンク容量が無いと吸気効率の低下を招き、十分な効果が得られないことがある。<BR/>
-
 
+
== 前置きタイプ ==
== 前置きタイプ ==
 +
 +
[[画像:MS Intercooler.jpg|thumb|モンスタースポーツカプチーノ用ハイフローインタークーラーType-2]]
前置きタイプのインタークーラーは、ラジエーターの前に置かれることとなる。<br/>
前置きタイプのインタークーラーは、ラジエーターの前に置かれることとなる。<br/>
18 行 21 行
ただし、
ただし、
* サイズの自由度が増す為、見た目の迫力を求めて大きめのインタークーラーを装着する傾向が強くなり、圧力損失が大きくなりドッカンターボになることが多い。
* サイズの自由度が増す為、見た目の迫力を求めて大きめのインタークーラーを装着する傾向が強くなり、圧力損失が大きくなりドッカンターボになることが多い。
-
* ラジエーター前に装着することにより、ラジエーターへの風量が不足し、水温が上がりやすくなる。
+
* ラジエーター前に装着することにより、ラジエーターへの風量が不足し、インタークーラーよりの熱風が当たることから水温が上がりやすくなる。(ナンバープレートの移設は必須)
-
等の欠点がある。
+
等の欠点がある。<BR/>
 +
なお、ここでも純正交換タイプと同様、パイピングによる吸気効率は問題となる。
 +
 
 +
 
 +
 
 +
 
 +
== 関連項目 ==

最新版

フルブースト時のタービン直後の吸気温度は150度に達しているといわれ、ノーマルのインタークーラーを大容量に交換することにより、吸気温度が下がり密度が増すことから、パワーアップが望める。
ただし、カプチーノのような軽自動車の場合、大きすぎるインタークーラーは圧力損失によりレスポンスが低下し、ターボラグが大きくなる。


純正交換タイプ

純正交換タイプのインタークーラー
純正交換タイプのインタークーラー

純正インタークーラーをコアの厚いインタークーラーに交換することにより、冷却効果を上げるもの。
容量的には純正の2倍が限度だが、圧力損失を考えると容量的には丁度良いと言われている。
なお、純正もそうだが、パイピングがインタークーラーコアの横のタンクに垂直に設置されることから、ある程度のタンク容量が無いと吸気効率の低下を招き、十分な効果が得られないことがある。


前置きタイプ

モンスタースポーツカプチーノ用ハイフローインタークーラーType-2
モンスタースポーツカプチーノ用ハイフローインタークーラーType-2

前置きタイプのインタークーラーは、ラジエーターの前に置かれることとなる。
走行風が直接当たることから、純正交換タイプよりも冷却効果が増すため、大出力を狙う場合には有効
ただし、

  • サイズの自由度が増す為、見た目の迫力を求めて大きめのインタークーラーを装着する傾向が強くなり、圧力損失が大きくなりドッカンターボになることが多い。
  • ラジエーター前に装着することにより、ラジエーターへの風量が不足し、インタークーラーよりの熱風が当たることから水温が上がりやすくなる。(ナンバープレートの移設は必須)

等の欠点がある。
なお、ここでも純正交換タイプと同様、パイピングによる吸気効率は問題となる。



関連項目